福井豪雪

お天気っと?

福井県はじめ、豪雪に見舞われている地域の皆様、お見舞い申し上げます。事故の無いようお気を付けください。

「余寒」ですが。。

2月4日は「立春」でした。暦の上ではもう「春」です。立春を過ぎてからの寒さは「余寒」と言いますが、日本全国、まだまだ厳しい寒さが続いていて「余寒」どころではありませんね。大陸からの寒波が居座り続けている為で、2月後半も続くと予想されています。

積雪状況

ニュースでも取り上げられていますが、福井県が豪雪に見舞われています。国道8号では、1000台以上の車が立ち往生して福井県が自衛隊に災害派遣を要請する状態になっています。

福井市の2月6日の平均積雪深は21cmです。ところが、今年はなんと

136cm!

まで増えています。平年の6.5倍!です。

2月6日の24時間降雪量も54cmととんでもない量の降雪でした。前日の2月5日も47cm降っていますので、この2日間で1m以上の降雪があったことになります。これでは生活も麻痺してしまうというものです。

 

日本海寒帯気団収束帯

この異常な量の降雪はなぜ起きたのでしょうか。天気図では分かりづらいのですが気象衛星画像を見ると朝鮮半島からちょうど福井県に向かって線状の雲の帯が見えます。

(2018年2月5日12:00の天気図)

 

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

 

(2018年2月5日12:00の衛星画像[赤外画像])

出展:気象庁ホームページ(一部加工しました)

 

これは「日本海寒帯気団収束帯」(Japan sea Polar air mass Convergence Zone. 略して「JPCZ」)と呼ばれる気象現象です。このJPCZでは雪雲が発達し易く、次々に特定の地域に流れ込み易くなります。

JPCZができるメカニズムは、朝鮮半島の北にある長白(チャンベク)山脈で大陸からの北西風が分断され、回り込んだ風が日本海上でまた合流することにより、上昇気流が起き(収束と言います)、線状に雪雲が発達するのです。

 

2月7日9:00の天気図を見ると、大陸から高気圧が張り出して来ています。8日以降、冬型は緩む形になりますので、JPCZも解消すると予想されます。雪の降り方も弱まりますが、これまでの積雪で雪崩や落雪、雪の重みによる架線切れや家の倒壊などの危険があります。充分に注意して除雪作業などを行ってください。

(2018年2月7日9:00の天気図)

 

事故無く作業を終えられましたら是非、空を見上げてみてください。きっと思いは届くはずです。

 

参考:ウィキペディア「日本海寒帯気団収束帯」


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