九州北部・四国が梅雨入り!

お天気っと?

5月7日の奄美地方の梅雨入りを皮切りに、5月8日に沖縄地方、5月26日に九州南部と梅雨入りが発表されてきました。そして本日5月28日、九州北部と四国地方の梅雨入りが発表されました。だんだんと梅雨入りした地方が広がってきています。本格的に梅雨のシーズン到来ですね。

そもそも梅雨とは?

梅雨の長雨はいかがでしょうか。ジメジメして洗濯物も乾きにくいし、外で元気に遊ぶ事も出来ないので梅雨時はちょっと、と思う方も多いでしょうね。でも、梅雨時は雨が降るもの。そう割り切って上手に乗り切る事も大事ですね。

(2018年5月28日9:00の天気図)

 

(2018年5月29日9:00の予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

 

 

そもそも梅雨とは何でしょうか。なぜ「梅雨(つゆ)」と呼ばれるのでしょうか。

概要は前回のコラム「2018年の梅雨入り!」に記載しています。そちらをご参照下さいね。

今回はもう少し、梅雨について深く調べてみましょう。

梅雨のメカニズム

梅雨は世界中で発生しているの?

梅雨、または梅雨のような気象現象が世界中で発生しているのでしょうか。

結論から申し上げますと、梅雨のような長雨が続くのは日本だけではありませんが、日本、中国、韓国の「東アジア地域」特有の気象現象です。

中国でも「梅雨(メイ・ユー)」と言います。台湾では「梅雨(メイ・ユー)」や「芒種雨(マン・ジョン・ユー)」、韓国では「長霖(チャンマ)」と呼ばれています。中国では、黄梅が実る時期である事から、「黄梅雨(ファン・メイ・ユー)」という言葉も用いられます。東アジア地域の一連の気象現象ですから長雨を思う気持ちも同じでしょうし、呼び方も同じになるのでしょうね。

≫梅雨前線発生のメカニズムは?

「東アジア地域」一連の気象現象ではありますが、日本や韓国の長雨をもたらす梅雨前線の発生メカニズムと中国のそれとは、異なっています。

「梅雨前線」は性質の違う空気の塊「気団」同士がぶつかる境目の地上部分にできる停滞前線のことです。

日本や朝鮮半島の「梅雨前線」は、北に冷たい「オホーツク海気団(オホーツク海高気圧)」が留まっている所に、南から暖かく湿った「小笠原気団(太平洋高気圧)」が張り出してくる時に発生します。一方、中国や台湾では、中国大陸に留まる暖かく乾燥した「長江(揚子江)気団)」に南から暖かく非常に湿った「熱帯モンスーン気団」が勢力を強めた時に発生します。

出典:ウィキペディア「梅雨」

≫なぜ梅雨前線が日本上空に停滞するの?

梅雨の時期には、梅雨前線が南北100Km位の幅で上下運動を繰り返しながら停滞し、40日程かけて日本を少しずつ北上します。この梅雨前線の停滞はなぜ起きるのでしょうか。

結論から申し上げますと、上空の「ジェット気流(偏西風)の蛇行」によってオホーツク海上空に「ブロッキング高気圧」が発生するために、地上付近に出来る「オホーツク海気団(オホーツク海高気圧)」が長く居座るためです。「小笠原気団(太平洋高気圧)」が張り出してくるのを「オホーツク海気団」が踏ん張って止めるため、ちょうど日本上空に梅雨前線が停滞するのです。

季節が変わるにつれて北上したジェット気流(偏西風)は、6月にはチベット高原付近を通るようになります。チベット高原は富士山よりも遥かに高く、平均で4,500mもあるので、ジェット気流が南北に分かれて流れるようになります。この分かれたジェット気流が再び日本上空で合流するのですが、北側のジェット気流が大きく蛇行して、オホーツク海上空に「ブロッキング高気圧」をもたらします。また、南側のジェット気流は、その位置関係で小笠原気団の張り出しに影響を与えます。これらによって梅雨前線が日本上空に停滞し長雨になります。

 

梅雨の時期は、大雨と湿気に気をつけて下さいね。それには気象情報をこまめにチェックして、雨の状況とそのための準備を早めに行うことが大事です。

 

備えあれば憂いなし。大雨でも快適に過ごせましたら是非、空を見上げてみてください。梅雨空でもきっと思いは届くはずです。

 

参考資料:ウィキペディア「梅雨」


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