【週末1/26(土)は特に注意!】今シーズン最強の寒波で関東から九州まで雪の可能性有り

お天気っと?

1月25日(金)の夜から1月27日(日)の明け方にかけて「今シーズン最強寒波」がやって来ます。今週初めから続いている西高東低「冬型」の気圧配置は週末まで続きますが、日本海西部で発生した低気圧が1/24(金)の夜から1/25(土)の朝にかけて北陸から関東地方を横断します。その低気圧に伴って寒気が南下するため気温が下がり広い範囲で雪を降らせる可能性があります。低気圧の強さや進路によって荒れ具合が変わって来ます。最新の情報を確認して備えるようにして下さいね。

積雪の目安

地上で「雪」になるかどうかは上空の予想気温が目安になります。上空の気温を確認するには気象庁発表の「FXFE予想天気図」が便利です。様々な情報を得られますが、その中の「850hPaの気温」と「500hPaの気温」を確認します。「850hPa」は概ね1,500m上空、「500hPa」は概ね5,000m上空として良いでしょう。

地上で雪になる目安は、

  • 上空1,500mが「-6℃以下」
  • 上空5,000mが「-30℃以下」

と言われています。

更に大雪となるのは、

  • 上空1,500m-12℃以下」
  • 上空5,000m-36℃以下」

が目安です。

「FXFE予想天気図」で、上空の気温が日本列島のどの地域まで覆っているので「雪」になるかを判断します。

124日(木)の実況天気

1月24日(木)は週初めから続いている「冬型」の気圧配置となっています。北海道上空を低気圧が通過して風が強く吹き「暴風雪」となったところもありました。猛吹雪で視界が遮られる「ホワイトアウト」現象も各地で出現しました。

東日本から西日本の太平洋側は「晴れ」の安定した天気となりました。北寄りの風が強く肌寒い1日となりました。

(2019年1月24日(木)9:00の天気図)

124日(木)21:00の気温予想

≫上空1,500mの気温

雪の目安となる「-6℃」の等温線は、関東・東海・近畿地方をすっぽり覆い中国地方まで掛かっています。降水があれば「雪」になりますが、ぐずつくのは日本海側だけで太平洋側は晴れる見込みです。気温は低くなるでしょう。大雪の目安となる「-12℃」の等高線は、北海道をすっぽり覆い東北の青森県・岩手県・秋田県・山形県まで南下します。大雪に警戒が必要でしょう。風も強まりますので「暴風雪」に注意が必要です。

(1月24日(木)21:00の予想天気図)

≫上空5,000mの気温

上空5,000mの気温動向の方が地上より早く動きます。雪の目安となる「-30℃」の等温線は北陸から関東地方北部に掛かっています。上空1,500mの雪の目安「-6℃」と比べると北上しています。このことから地上の雪の範囲は時間が経つにつれて北上していくと予想出来ます。大雪の目安となる「-36℃」の等温線も東北北部まで北上することから東北北部の大雪は段々と落ち着く傾向と予想出来ます。北海道は引き続き大雪に警戒ですね。注目は「赤色の丸印」です。寒波の元(寒冷渦と言います)が出来つつあります。この寒波の卵が今週末の「最強寒波」になって行きます。以降の高層天気図でも注目して行きましょう。

(1月24日(木)21:00の予想天気図)

125日(金)9:00の気温予想

≫上空1,500mの気温

雪の目安「-6℃」の等温線は1月24日(木) 21:00と比べて関東・東海・近畿地方を覆っていますが中国地方からは北上した位置になります。また、大雪の目安「-12℃」の等温線も東北の青森県・岩手県・秋田県は覆ったままですが山形県からは北上した位置になります。北海道の東にある低気圧がより発達しますので「冬型」は強まります。1月24日(木)以上に風が強まりますので、暴風雪に厳重に警戒して下さい。

(1月25日(金)9:00の予想天気図)

≫上空5,000mの気温

雪の目安「-30℃」の等温線は1月24日(木) 21:00から山形県から宮城県辺りに北上した位置になります。大雪の目安「-36℃」の等温線も北海道南部まで北上した位置になります。「冬型」が一気に弱まることはありませんが、東北から北陸にかけてはやや「冬型」が緩む傾向を示しています。ただ、注目の「赤色の丸印」寒冷渦が近づいてきています。更に寒気が強まり「-42℃」まで下がっています。今シーズン一番の寒波となりそうです。

(1月25日(金)9:00の予想天気図)

 


<125日(金)追記>

北陸から関東を横断する低気圧は、朝鮮半島から日本海に吹き込む強い季節風によって発生する「日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone = JPCZ)」によって生成されました。

(125日(金)15:00の天気図)

 

衛星画像を確認すると低気圧上空が白く輝いています。これは雲の高さが高いことを示していて、低気圧が発達していることが分かります。影響がより大きくなりますので心配です。

(125日(金)15:00の衛星画像)

125日(金)21:00の気温予想

≫上空1,500mの気温

上空5,000mで確認しました寒冷渦の影響で寒気が南下し始めます。東海地方にある低気圧の影響もあり、雪の目安「-6℃」の等温線は九州北部から四国まで掛かります。近畿から東海に掛けては低気圧に吹き込む南寄りの風で北上します。大雪の目安「-12℃」の等温線は秋田県から岩手県辺りに留まります。

(1月25日(金)21:00の予想天気図)

≫上空5,000mの気温

寒冷渦が近づいてきたことにより寒気が再び南下します。雪の目安「-30℃」は北陸まで南下し、大雪の目安「-36℃」の等温線は秋田県まで南下します。寒冷渦の「-39℃」は北海道に掛かってきました。気温低下に注意が必要でしょう。

(1月25日(金)21:00の予想天気図)

126日(土)9:00の気温予想

≫上空1,500mの気温

上空の寒冷渦が近付き東海地方にあった低気圧が東進したことにより、雪の目安「-6℃」の等温線は更に南下します。東海地方と西日本をすっぽり覆ってしまいます。関東も西から寒気が入り込むようになります。降水があれば「雪」になる可能性が大きくなります。九州から四国、近畿、東海、そして関東まで厳重な警戒をお願いします。大雪の目安「-12℃」の等温線は青森県付近までやや北上します。

(1月26日(土)9:00の予想天気図)

≫上空5,000mの気温

寒冷渦の「-39℃」は東北地方をすっぽり覆ってしまいます。それに伴って、雪の目安「-30℃」は中国から近畿、東海地方まで南下します。大雪の目安「-36℃」の等温線は北陸から福島県まで南下します。寒冷渦が東に抜けるまで、気温の低下と大雪に注意して下さい。

(1月26日(土)9:00の予想天気図)

127(日)9:00の気温予想

≫上空1,500mの気温

低気圧は更に東進し関東から離れて行きます。雪の目安「-6℃」の等温線は更に南下し、関東もすっぽり覆われます。ただ、低気圧による降水は東海上となるため、その影響はほぼ無いでしょう。九州や四国、近畿、東海の「雪」も峠を超えるでしょう。大雪の目安「-12℃」の等温線は再び南下し、山形県から宮城県に掛かります。「冬型」の気圧配置は続きますので、北海道はもちろん東北の日本海側は大雪に警戒が必要です。

(1月27日(日)9:00の予想天気図)

≫上空5,000mの気温

雪の目安「-30℃」は近畿より東側をすっぽり覆います。太平洋側の雪は峠を超えますが、日本海側は引き続き「雪」に警戒が必要でしょう。ただ、寒冷渦は急速に弱まり大雪の目安「-36℃」は日本の東会場上空に少し残るだけになります。最強寒波の襲来は終焉を迎えるでしょう。

(1月27日(日)9:00の予想天気図)

 

最強寒波が襲来し、北日本や東日本、西日本の太平洋側はもちろん、太平洋側も大雪の可能性があります。雪の多い地域では、雪かきや除雪作業中の事故に気をつけて下さい。関東地方など普段降らない地域では歩行中の転倒や交通障害など大きな影響となります。最新の情報を確認して怪我や事故の無いようにお過ごし下さい。

(降雪後の晴天)

 

最強寒波を無事に過ごせましたら是非、空を見上げてみてください。きっと思いは届くはずです。


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