【週末2/9(土)は注意が必要!】南岸低気圧の影響で関東地方平野部でも雪の可能性有り

お天気っと?

2月9日(土)の朝に東海地方の南で低気圧が発生し日本の南岸を東進します。「南岸低気圧」の気圧配置です。この時期の「南岸低気圧」は関東地方に降雪をもたらす典型的な気圧配置です。南岸低気圧で引き込まれる寒気で雪雲が発達します。関東の広い範囲で降雪が予想されます。東京都心でも積もる可能性があります。3連休で外出される方もいらっしゃるかと思いますが、車の方はチェーンや冬用タイヤなどの雪対策をお願います。公共交通機関も運休や遅れの可能性もあります。運行情報に気をつけて、時間に余裕を持って移動するようにしましょう。

積雪の目安

地上で「雪」になるかどうかは上空の予想気温が目安になります。上空の気温を確認するには気象庁発表の「FXFE予想天気図」が便利です。様々な情報を得られますが、その中の「850hPaの気温」と「500hPaの気温」を確認します。「850hPa」は概ね1,500m上空、「500hPa」は概ね5,000m上空として良いでしょう。

地上で雪になる目安は、

  • 上空1,500mが「-6℃以下」
  • 上空5,000mが「-30℃以下」

と言われています。

更に大雪となるのは、

  • 上空1,500m-12℃以下」
  • 上空5,000m-36℃以下」

が目安です。

「FXFE予想天気図」で、上空の気温が日本列島のどの地域まで覆っているので「雪」になるかを判断します。今回は上空1,500mの気温を確認してみました。

28日(金)の実況天気

2月8日(金)は「冬型」の気圧配置となっています。北日本の上空には非常に強い寒気が南下していて、北海道上空では1,500mで氷点下24度以下の観測史上最強最レベルの寒気となっています。札幌では最高気温が氷点下10℃を下回り10.2℃でした。なんと日中の方が氷点下12℃以下と低い状況で、最高気温は夜中の1:00です。東日本から西日本にかけての太平洋側は雲が多いところもありましたが概ね晴れの安定した天気でした。気温は低く寒い1日となりました。

(2019年2月8日(金)9:00の天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

28日(金)21:00の天気・気温予想

≫予想天気図

2月8日(金)21:00の予想天気図では「冬型」が緩み始め雪や風は弱まって来る見込みです。台湾の上空には弱い気圧の谷が見え始めています。気圧の谷が東進するに連れ、卓越している北寄りの風に南寄りの風が吹き込み収束が起きます。収束した空気は上昇気流になり「低気圧」が発生します。

(2月8日(金)21:00の予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

≫上空1,500mの気温・風

2月8日(金)21:00の上空1,500mの気温分布を確認すると、雪の目安となる「-6℃」の等温線は、関東甲信越・北陸・中国地方まで掛かっています。降水があれば「雪」になりますが、日本海側が中心となるでしょう。台湾上空には西風に向かって吹き込む南西風が予想されています。夜遅くには低気圧が発生する見込みです。

(1月24日(木)21:00のFXFE予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

29日(土)9:00の気温予想

≫上空1,500mの気温・風

2月9日(土)9:00の上空1,500mの気温分布を確認すると、雪の目安「-6℃」の等温線は2月8日(金)21:00と比べて低気圧が近づく際に押し上げるため、関東北部から北陸地方へとやや北上します。ただ、低気圧による降水が始まる明け方(3:00-6:00)には既に「雪」で地上付近の空気は冷やされているため、日中も「雪」の見込みです。

(2月9日(土)9:00のFXFE予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

29日(土)21:00の天気・気温予想

≫予想天気図

2月9日(土)21:00の予想天気図では、関東に雪をもたらした「南岸低気圧」は東海上に抜けています。降雪(降雨)の範囲も海上となるため「関東」の雪もこの時間には収まっているでしょう。低気圧はその後も発達しながら北東に進む見込みです。

(2月9日(土)21:00の予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

≫上空1,500mの気温・風

2月9日(土)21:00の上空1,500mの気温分布を確認すると、雪の目安「-6℃」の等温線は低気圧が通過した後に北寄りの風で南に押し下げられ、近畿・中国地方がすっぽりと覆われます。九州北部や四国の一部も掛かるようになります。弱い気圧の谷になる北陸地方や中国地方では雪になるところもあるでしょう。

(2月9日(土)21:00のFXFE予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

210日(日)9:00の気温予想

≫上空1,500mの気温・風

2月10日(日)9:00の上空1,500mの気温分布を確認すると、雪の目安「-6℃」の等温線は2月9日(土)21:00と比べて関東・東海地方まで南下しています。更に「-12℃」の等温線は北陸から北関東付近まで南下しています。「冬型」が強まり寒気が南下する状況です。東日本や西日本の太平洋側は雪の心配はありませんが、気温が上がらず寒い一日となる見込みです。明け方にはこれまでに降った雪が凍るところもあるでしょう。外出の際には十分注意して下さい。

(2月10日(日)9:00のFXFE予想天気図)

出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

 

「南岸低気圧「の影響で2月9日(土)は関東を中心に雪となるでしょう。都心でも積もる可能性があります。交通機関の乱れなど影響も懸念されますので、最新の情報を常に確認して備えるようにして下さい。その後は「冬型」の気圧配置になり寒気が南下します。2月10日(日)明け方には2月9日(土)に降った雪が凍っている可能性があります。歩行中の転倒やスリップ事故など十分に気を付けて下さい。

(雪の都心)

 

荒れた週末になりそうですが無事に過ごせましたら是非、空を見上げてみてください。きっと思いは届くはずです。


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