【寒さは週末がピーク!】今シーズン最初の冬将軍がやってきます

お天気っと?

11月も後半ですが、暖かい日と寒い日が交互にやってきて気温がめまぐるしく変わりますね。体調はいかがですか?

週始めは暖かかったのですが週後半は冷え込みます。今シーズン最初の「冬将軍」がやってきます。11/29(金)が寒さのピークとなりそうです。暖かくしてお過ごしくださいね。

しょうたろうです。

冷え込んできましたね。街も冬の装いに一気に衣替えです。

今シーズン最初の寒気です。週後半がピークとなりそう。

風邪など引かないように暖かくして出掛けましょう(^^)

気温の変化

暖かかった日

暖かかった11月25日(月)の気温です。

※データ:気象庁ホームページ

仙台から西では最高気温が20℃前後まで上がりました。最低気温も仙台では5℃台でしたが、東京より西では12℃前後まで上がりました。暖かかったですね。

寒くなる日

一方、こちらは11月29日(金)の予想気温です。

※データ:気象庁ホームページ

最高気温は札幌は1℃と既に真冬の気温ですが、仙台から西では仙台7℃、東京11℃、名古屋14℃、大阪13℃、福岡15℃とこの時期らしい気温です。日中は晴れますので、陽の光で気温があるのでしょうね。

一方、最低気温は札幌-3℃、仙台0℃と北日本は言うに及ばず、東日本でも東京4℃、名古屋4℃と4℃以下と朝晩冷え込みます。西日本でも大阪6℃、福岡8℃と一桁台と寒くなりますね。

(那覇だけは最低気温が20℃と暖かです。札幌と比べると23℃も違います。日本も北と南ではこんなに違うものなのですね)

今シーズン一番の寒気

天気図から

今週中盤から気温が下がり始めました。ピークは11月29日(金)になりそうです。今シーズン最初の「冬将軍」ですね。

11月29日(金)9:00の予想天気図です。「西高東低」冬型の気圧配置となる予想です。

※出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

等圧線が縦に並び間隔が狭くなっています。北風が強くなり寒気が降りてくる気圧配置ですね。北海道から東北北部の日本海側では雪となります。太平洋側でも雪がちらつく可能性があります。

関東地方では積雪となるのは山岳地帯が中心となるでしょう。平野部は降水確率が低いので雪の可能性は低いですが、風が強く気温以上に寒く感じます。寒さ対策は万全にお願いします。

上空の気温から

上空1,500mの気温分布を見ると「冬将軍」がはっきりと分かります。

※出典:気象庁ホームページ(一部加工しました)

天気図と同じ11月29日(金)9:00の予想図です。-6℃の寒気が関東地方をほぼすっぽり覆うくらいまで南下してくるのが分かりますね。

朝晩を中心に一桁台の気温になりそうですので、暖かくしてお出掛けください。

積雪の可能性

雪になる目安

この時期になりますと北海道や東北地方北部山沿いでは雪となります。

気になるのが平地で雪になるかどうかですね。雪の降り始めは心の準備を含め慣れていない状況ですので事故などが多くなりがちです。積雪になるかの目安は上空の気温です。どのくらい冷たい寒気が降りて来るかで雪となるのか予測することができます。

  • 地上気温が「3℃以下」
  • 上空1,500mが「-6℃以下」
  • 上空5,000mが「-30℃以下」

風の強さや湿度でも異なりますが、だいたいの目安としては有効でしょう。

確認するには

普段のお天気ニュースでは地上の天気図しか見られませんね。上空の気温が気になる時は、気象庁ホームページで確認すると良いでしょう。概ね、

  • 1,500m上空 = 850hPa
  • 5,000m上空 = 500hPa

となりますので、

極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図(12時間毎)

12・24時間予想

(FXFE5782)

00UTC12UTC

36・48時間予想

(FXFE5784)

00UTC12UTC

72時間予想

(FXFE577)

00UTC12UTC

で確認してみてください。

専門の数値予報図なので見慣れないかもしれません。そんな時は、しょうたろうに質問して下さいね。

真冬になると、上空5,000mで-36℃以下の強い寒気が来ることもあります。この数字は、大雪に警戒する目安になります。

(大雪の山岳道路)

冬将軍とは

この時期になると「冬将軍がやってくるでしょう。」と聞かれるようになりますね。

寒気が南下してくることを擬人化して「冬将軍」と呼ばれているのですが、どんな理由があるのでしょう。他の季節、春・夏・秋では呼ばれませんね。

「冬将軍」の正体

「冬将軍」はシベリア気団と呼ばれる冷たい空気がその正体です。

シベリア気団は、ユーラシア大陸のシベリア地方や中国北西部で放射冷却によって冷たい空気が塊として蓄積されたものです。この塊が東に移動して日本に影響を与えます。

シベリア気団は大陸で作られた乾いた空気ですが、日本海を渡るときに大量の水分を蓄えてくるので日本海側に大量の雪を降らせます。風も強く吹きますので正に「将軍」が攻めてくるような荒々しさを感じますね。

冬将軍とナポレオン

なぜ「冬将軍」と呼ばれるようになったかというと「荒々しいから」ではなくちゃんと理由がありました。

19世紀に活躍したフランス皇帝ナポレオンは、その勢いに乗ってロシアに侵攻します。

一度はモスクワを占領したナポレオン率いるフランス軍ですが、ロシア軍の抵抗で消耗し退却することになります。その退却がちょうど12月のシベリア気団が発達する時期と重なってしまったことがアダとなりました。

20万人以上の犠牲者が出る大敗となり、イギリスの新聞が「ナポレオン『霜将軍』に破れる」と表現したのが語源とされています。年月が経って「霜将軍→冬将軍」に表現が変わって定着しました。

ロシア軍がうまく「冬将軍」を使っていたとの説もあります。同じように独裁者ヒトラー率いるドイツ軍もロシアに攻め込んで返り討ちにあっているそうです。

自然の脅威は歴史を変えてしまうのですね。

(ナポレオンの像)

まとめ

  • 今シーズン最初の寒気が11/29(金)をピークにやってくる
  • 雪を降らせるような寒気が関東地方をすっぽり覆う予想
  • 北海道や東北地方は雪、関東地方も山岳部は積雪となる予想
  • 関東地方平野部は雪の可能性は低いが風が強く厳しい寒さ
  • 雪になる目安は上空の気温によって決まる
  • 「冬将軍」はナポレオンが敗れた「厳しい寒さ」

(雪の里山)

準備万端整いましたら是非、空を見上げてみてください。雪が舞ってきそうな空でも明日はお天気でしょう。きっと。


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