【自然の不思議:冬の記録-日本編-】日本で一番寒い記録はどこで?積雪はどれくらい?

お天気っと?

週明けから大雪、大雨の予報が出ていますね。日本の南岸を発達した低気圧が東に進むためです。西日本では冬の時期としては異例の大雨が予想されています。低気圧が発達しますので強風にも中有いが必要です。東日本では、1月27日(月)の夜から28日(火)の明け方にかけて甲信地方を中心に大雪の予報です。関東の山沿いや平野部でも積雪となりそうです。東京23区でもうっすらと積もる可能性があります。

大雪の地域では転倒などの事故や交通機関の乱れが生じる危険がありますので、最新の情報に注意して行動するようにして下さいね。

(2020年1月28日(火)9:00の予想天気図)

甲信越や関東の山沿いでは、多いところで積雪が20cmを超えるような地域もありそうです。今年は暖冬傾向ですが、南岸低気圧で東日本で大雪になる時期も例年なら2~3月なのですが、今シーズンは早いです。やはり異常気象なのでしょう。

 

しょうたろうです。

自然の脅威に振り回されている今日この頃ですが、体調など崩されていませんか?

本来、厳しい冬を越して暖かな春を迎えることで自然の厳しさと四季の美しさを感じてきました。

日本の冬はどのくらい厳しいのか、記録を確認してみましょう。

 

日本の冬

≫最低気温

「氷点下41.0℃」

日本の最低気温は、1902年(明治35年)1月25日、北海道の上川測候所(現在の旭川地方気象台)で観測されました。氷点下41℃の世界なんて想像もできませんが、海外のサイトでは「氷点下40℃にお湯を空中に撒くと一瞬にして凍り『花火』のように広がる」と紹介されていました。きっと「しばれる」どころではないのでしょうね。

第二位は、翌日1902年1月26日、帯広で観測された「氷点下38.2℃」です。ちなみに静岡県富士山頂の最低気温は1981年2月27日に観測された「氷点下38.0℃」です。富士山頂よりも低温ということになります。

(旭川市街地から十勝岳を望む)

なお、最低気温が観測された1902年1月25日は「八甲田雪中行軍遭難事件」が起きてしまった日でもあります。日本陸軍歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で、参加者210名中生存者11名という世界最大級の山岳遭難事故でした。新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」で取り上げられ、映画「八甲田山」も製作されましたのでご存知かもしれません。偶然にも最強寒波に訓練をしてしまった悲劇だったと言えます。

(冬の八甲田山)

≫最高気温の最低記録

「氷点下32℃」

最高気温の最低記録は、1936年1月31日に静岡県富士山で観測されました。これは当然かもしれませんね。最高気温が氷点下の日を「真冬日」と言いますが、この記録は別次元でしょう。

第二位は、北海道旭川で1909年1月12日に観測された「氷点下22.5℃」です。むしろこちらの方が驚きです。第一位の富士山に続いて山岳地域が上位と思いましたが、やはり北海道旭川は寒いのですね。

(厳冬期の富士山)

≫最小湿度

「0%」

日本の最小湿度は、2005年4月9日に岐阜県高山市で観測されました。大陸からの移動性高気圧に覆われてカラッとした空気のところに、日本海から白山連峰を超えてきた北西風によるフェーン現象で、更に湿度が下がったものと考えられています。

(飛騨高山の合掌造り)

≫最深積雪

「11m82cm」

日本の最も深い積雪は、1927年2月14日に滋賀県伊吹山で観測されました。北海道や北陸地方でなく近畿地方での記録というのが驚きです。

第二位は、青森県酸ヶ湯で2013年2月26日に観測された「5m66cm」です。青森県酸ヶ湯は毎年豪雪で地点名が挙げられるほど「有名」ですね。

改めて、第一位の記録を見ると、第二位の2倍以上です。現在、滋賀県伊吹山では積雪の観測がされていませんので現状をデータから確認することはできませんが、この記録からは大分少なくなっていると想像できます。

(冬の伊吹山と新幹線)

≫最も早い降雪

「8月17日」

日本の最も早い降雪は、北海道大雪山系「黒岳」の石室付近で観測されました。2018年のことです。当日は、東京で最高気温が30.0℃、大阪で30.6℃の「真夏日」でした。全国的に暑い一日でしたが、一方で初雪が降る地域があるなんて日本も広いのですね。

(現地からの便り)

≫降雪の最南端記録

「沖縄県久米島」

(久米島の位置)

日本で降雪があった最南端記録は、沖縄県久米島です。1977年2月17日に観測されました。沖縄県で降雪があった記録はこの一度だけです。西高東低「冬型」の気圧配置で日本列島が寒波にすっぽりと覆われた日でした。0時35~40分の約5分間、測候所内で観測されました。雨と一緒にふる「みぞれ」だったようですが、目の当たりにした方は、さぞびっくりしたのではないでしょうか。

(久米島の自然)

まとめ

日本の冬における記録です。冬の厳しさが伝わってきます。

  • 最低気温の記録…「氷点下41.0℃」
  • 最高気温の最低記録…「氷点下32℃」
  • 最小湿度…「0%」
  • 最深積雪…「11m82cm」
  • 最も早い降雪…「8月17日」
  • 降雪の最南端記録…「沖縄県久米島」

いつまでも、厳しい冬を越して暖かな春を迎えることで自然の厳しさと四季の美しさを感じていたいものです。

美しい日本の四季を感じられましたら是非、空を見上げてみてください。明日はお天気でしょう。きっと。


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